〜③認知症と診断されたら、最初にすること〜
家族が最初に知るべき制度と窓口
「認知症と診断された。でも、これからどうすれば…?」
そんな不安を感じている方へ。
この記事では、診断後すぐに動ける“制度の基本”と“相談窓口”をやさしく解説します。
この記事でわかること
認知症と診断された後、最初にやるべきこと
地域包括支援センターの役割
要介護認定や制度利用に向けた第一歩
STEP1|地域包括支援センターに相談する
認知症と診断されたあと、最初に訪れたいのが「地域包括支援センター」です。
お住まいの地域ごとに設置されていて、相談は無料・予約不要なことが多いです。
✅ 地域包括支援センターでできること
要介護認定や介護サービスの申請サポート
本人や家族の不安に対する相談
制度の説明や必要な手続きの案内
緊急時の対応方法の確認
💡まだ制度を使うか決まっていない段階でもOK!
「まず何をすればいいか分からない」と伝えるだけで大丈夫です。
STEP2| 要介護認定の準備を始める
今後、介護サービスを使う場合は「要介護認定」が必要になります。
申請書を出してから認定されるまでには1か月程度かかるため、早めの行動がカギ。
👉 要介護認定については【STEP4】で詳しく解説します!→5/27公開予定
STEP3|家族が知っておきたいサポート制度
以下のような支援制度も、必要に応じて地域包括支援センターから案内されます
介護保険制度(介護サービス利用のために必ず必要)
高齢者福祉サービス(配食・見守りなど)
家族介護者支援(家族向けの講座や相談窓口)
認知症カフェや本人向けの交流サロン
まとめ:相談するだけでも、一歩前進!
「まだ本格的な介護じゃないし…」
「本人も元気そうだし…」
そんな風に感じても、今のうちに相談だけしておくことが後の大きな安心につながります。
“制度を知る”ことで、これからの道が見えてくる
認知症と診断されると、不安や戸惑いが大きくなるものです。
でも、家族が制度を知って、相談できる場所を持つことで、状況は大きく変わっていきます。
焦らず、一歩ずつで大丈夫。
次の記事では、要介護認定の進め方をわかりやすくお届けします。
📌 次の記事はこちら
コメント