
〜親が認知症かも…と思ったら最初にやるべき3つのこと〜
最近、母の物忘れが増えた気がする」
「同じ話を何度も繰り返してくるけど…これって大丈夫?」
そんな不安を感じたことはありませんか?
認知症はある日突然進行するわけではなく、少しずつ変化があらわれます。
けれど、いざ「もしかして認知症かも…」と思ったとき、何から始めればいいのかわからず、不安だけがふくらんでしまう方も多いはず。
この記事では、認知症かもしれないと気づいたときに家族が最初にできることを、3つのステップに分けてわかりやすくお伝えします。
STEP1|気になる変化を“メモ”しておく
最初におすすめしたいのは、日常のちょっとした違和感や変化を「メモ」しておくことです。
- 「冷蔵庫に同じものを何個も入れていた」
- 「お金の管理があやしくなった」
- 「急に怒りっぽくなった」など
こうした小さな変化が、後々の診察や相談時にとても重要な手がかりになります。
📌ポイント:日時と内容を簡単に記録するだけでOK!
メモに残しておくと、本人の様子を冷静に見返せたり、第三者にも具体的に伝えやすくなります。
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→初期の認知症チェックシート〜行動編〜
STEP2|本人にやさしく声をかけてみる
家族として一番心配になるのが、本人にどう接するか、どう声をかけるかですよね。
認知症の初期症状が出ていても、本人はそのことに気づいていない場合が多く、急に「病院行こう」「認知症かもよ」と言われると、驚きや抵抗感から感情的になってしまうことも。
そこで大切なのは、“不安”ではなく“共感”から始める声かけです。
例えば…
「最近ちょっと疲れてるのかな?気になることがあったら病院で相談してみてもいいかもね」
「私も最近物忘れ多くてさ、一緒に健康チェックしてもらおうか〜」
会話の入り口をやさしくするだけで、本人の安心感が全然違ってきます。
STEP3|かかりつけ医 or 専門外来に相談する
「何かおかしい」と思っても、いきなり認知症専門医に行く必要はありません。
まずは、いつも通っている内科やかかりつけ医に相談してみましょう。
普段の健康状態を把握している医師なら、初期の変化に気づきやすく、必要に応じて専門医療機関や検査への紹介もしてくれます。
もし専門的な診断を希望する場合は、「もの忘れ外来」や「認知症外来」もおすすめです。
どんな病院を選べばいい?受診の流れは?
詳しくはこちらの記事で解説しています
👉 【初心者向け】認知症の診断までの流れ|不安な気持ちに寄り添う5つのステップ
おわりに|“早く見つける”より、“早く動く”が大事
「もしかして…」と感じたとき、
見て見ぬふりをしたくなる気持ちも自然なことです。
でも、早めに動き出すことで
✅ 症状の進行をゆるやかにできる可能性がある
✅ 家族も先を見据えた準備ができる
✅ 本人にとっても安心できる環境を整えやすくなる
──そんなメリットがあります。
焦る必要はありません。
まずは、できることから、ひとつずつ。
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